「まひろ気をつけてな。楽しんでこいよ」 さっきまでの意地悪な顔じゃなくて 見守るような優しい笑顔に 優しい言葉に胸がぎゅっとなった そのまま私の頭を撫でると 彼はロビーの集合場所へと歩き出した いつも無愛想だし意地悪だけど ときどき優しく笑ってくれる そのあたたかい瞳が好きだ そっと頭を撫でてくれる そのあたたかい手が好きだ そんなあたたかい君が 私は好きなのかもしれない…