そのまま隣の席に腰を下ろす和真を

寝惚けたままの目でぼーっと見る

私と同じく眠そうに欠伸をする彼もなんだかかっこがついてて

顔がきれいだとこんな姿も絵になるのか

と悔しく思いながら、いつの間にか彼を睨むようになっついたのかもしれない

「なんだよ!?」そう眉間に皺を寄せて私を見る和真が

ふと席の間に置かれた私の荷物に目をやる

ぷっと吹き出すと、今度は笑って

「なんだよその大荷物!?お前何日行く気なんだよ??」

とからかってきた