Coolな空模様

じーっと見つめていると
彼の目がゆっくり開き、そのきれいな瞳に私が映る

「何…」

ぼそっと呟く彼に

「い、いえ、何でもないです!!」

慌てて胸の辺りで両手を振り答えると

「ふーん…
しっかり授業聞けよ、まろ」

彼はにやりと笑いながら言うとまた眠りにつく

な、なにをぉ〜!!
と言い返したくなるが

私をからかったり
わざと名前を間違って呼んだり

そんな意地悪な君

でもね、嫌じゃないんだ

少しずつ君に近づいていけてる気がするから