「ほら、早く体育館行こうよ、 始業式始まっちゃうよ」 そのユキの声に押されて 席を立ち体育館へと向かう 体育館は私たちの教室のある西校舎とは 正反対の所にある そのため早くしないと遅刻してしまう いつも遅刻と戦ってる私には 朝の電車に続き 本日2戦目になる 少し早足でユキと体育館へと続く渡り廊下へ出る 渡り廊下には あたたかい4月の日差しが差し込み やわらかい風が吹き抜ける ふと見上げた先の澄んだ空に ふと和真君の顔が浮かんだ