Coolな空模様

動揺して何て話し出そうか
悩んでいると

和真君はゆっくりと
その整った形の口を開き

「で、何やんの??」

無表情でそう聞く彼に思わず

聞いてなかったんかい!!

と突っ込みたくなかったが

それを我慢して

「えっと…、とりあえず隣の席同士で自己紹介して、
それを後でみんなの前で
発表するみたい…」

と説明すると
彼は「ふ〜ん」と言い

そのまま「何??」
と聞いてきた