「で、もう1つは〜・・・。」


「当番の時間、でしょ??」

「そうっ!!」

これは本当に嬉しかったな〜。

働く時間は午前と午後の2つにわかれてるんだけど・・・。

私と美華は午前中なの。

で、私は午前と午後だと午前中のほうがいいと思うんだよね。

理由っ、確かにお客さんがいっぱい来て大変だけどさ。

でもっ。

それが終わればもう自由なんだよー!?

楽じゃん!!

これには美華も賛成みたいで。

「とっとと終わらせるわよ!」

「はーいはい。」

やる気満々なのだった。

・・・・あれ。

「そういえば新と隼人は??」

「あぁ。あの2人なら・・・・。」

「「「キャー!!!」」」

「!?」

ビックリして振り返れば。

教室の入口にたくさん(全て女子)の群れを見つけた。

てか、あれって・・・・。
もしかして・・・。

「新と隼人だ!」

中心には困った表情をしている隼人と、不機嫌なオーラを出している新がいた。


「新はわかるけど・・・どうして隼人まで!?」

「夏美ったら馬鹿ね。」

「ばっ!?」