そばにいてくれたのは,空の上のあなただけだったよ...
空の上のあなた,智里は,ずーっとあたしのそばにいてくれたよね。
信じてよかったよ。

私の悩みを聞いてくれたのは,智里だけ。
蓮もあたしの傍からどっか遠くへ消えちゃった。
1人になっちゃったと思ったときに
あの場を見ちゃった智里は,あたしにこんな手紙を書いてくれたね。。。

―咲へ―

ごめんね。蓮と咲が話してるとこ見ちゃってね。
どーしても謝りたくて。
話も聞いちゃったの。
二人とも,西口先輩のこと好きだったんだね・・・。
あたしね,入学式のとき,咲が一番最初に話しかけてくれて,
ホントに嬉しかったよ。
だから,あたしが咲を守る。ずーっと一緒にいるから!
絶対,咲を泣かさない。
あたしは,咲の

       “小さな恋のキューピット”  
                     だからさ~♪
 
                  ―智里より―

ホント……嬉しくて……

“小さな恋のキューピット”………

あたしには,あなたしかいない。

智里?ずーっと傍にいてください………
私を1人にしないで下さい…………
死ぬまで。せめて,死ぬまで一緒にいてください…………
私を……信じさせてくださ

あたしね,恋,しなくてもいいや。
一番近くに……智里がいるもんね。



―あたしには,大切な人ができました―