1枚の、



絵が描きたい。



でも、



描けない。



どうしよう、どうしよう。



「なんで泣いているのでしょう?」



1人の女がきいてきた。



「絵が描きたいのに色がありません」



ぼくはそう答えた。



「では、このクレヨンをあげましょう」



「ありあがとう」



ぼくは6色のクレヨンをもらった。