『さあ、早く移動しなきゃ!!!杏、行こう!!!』
青依が慌ててあたしの手を引っ張ってきた。
『えっ!?……でも、縦畠君は?』
青依も縦畠君の顔を見てみなよ。
すっごく哀しい顔をしてるよ。
まだ何か、
青依に伝えたい事があるんじゃない?
『あいつはいいの。』
だけど強い口で否定する青依。
まったく………素直になればいいのに。
どうしたらいいんだろ…?
その時、
『青依っ!!!!』
後ろから縦畠君の叫ぶ声がした。
反射的に後ろを振り返るあたしと青依。
その瞳に写った物は、
縦畠君の哀しげな顔。
青依、今なら分かるでしょ?
あんただって、あたしを応援してるんだから、
あたしにも応援させてよ。
青依が慌ててあたしの手を引っ張ってきた。
『えっ!?……でも、縦畠君は?』
青依も縦畠君の顔を見てみなよ。
すっごく哀しい顔をしてるよ。
まだ何か、
青依に伝えたい事があるんじゃない?
『あいつはいいの。』
だけど強い口で否定する青依。
まったく………素直になればいいのに。
どうしたらいいんだろ…?
その時、
『青依っ!!!!』
後ろから縦畠君の叫ぶ声がした。
反射的に後ろを振り返るあたしと青依。
その瞳に写った物は、
縦畠君の哀しげな顔。
青依、今なら分かるでしょ?
あんただって、あたしを応援してるんだから、
あたしにも応援させてよ。



