「でも里衣の方が、
実質軽くない??」
不思議そうに
アタシの荷物を見回す青依。
……はいはい。
アタシはあんたみたいに
常識外れじゃないから。
………あ、そうだ。
「ついでに青依。
トレーニングとして
アタシの荷物持ってよ。」
キラキラした目で
可愛く言ってみる。
青依はチラッとコッチを向いたが
「それじゃ、里衣の為にならないわ。」
ピシャッ!!
予想してたけど、やっぱ
断られてしまった。
「え~!!
たまにはいいじゃない!!」
「【たまには】??
アタシには一番
その言葉が心外ね。」
「……青依のケチィィィ!!」
こんなやり取りのおかげで
気持ち的には楽に
学園についてしまった。
新学期に一番重要な
クラス代え。
「青依、どーう??」
「うん、また隣同士。
アタシが二組で……。」
「里衣は三組ね。
じゃあまた放課後ね。」
そう潔く言うと
アタシはたったか歩き出した。
何となく
予想はついてた。
アタシと青依はいつも
同じクラスじゃなくて
隣同士。
それが一番良かったし、
望んでた事だから。
実質軽くない??」
不思議そうに
アタシの荷物を見回す青依。
……はいはい。
アタシはあんたみたいに
常識外れじゃないから。
………あ、そうだ。
「ついでに青依。
トレーニングとして
アタシの荷物持ってよ。」
キラキラした目で
可愛く言ってみる。
青依はチラッとコッチを向いたが
「それじゃ、里衣の為にならないわ。」
ピシャッ!!
予想してたけど、やっぱ
断られてしまった。
「え~!!
たまにはいいじゃない!!」
「【たまには】??
アタシには一番
その言葉が心外ね。」
「……青依のケチィィィ!!」
こんなやり取りのおかげで
気持ち的には楽に
学園についてしまった。
新学期に一番重要な
クラス代え。
「青依、どーう??」
「うん、また隣同士。
アタシが二組で……。」
「里衣は三組ね。
じゃあまた放課後ね。」
そう潔く言うと
アタシはたったか歩き出した。
何となく
予想はついてた。
アタシと青依はいつも
同じクラスじゃなくて
隣同士。
それが一番良かったし、
望んでた事だから。



