『もしもし?』


『どうしたの?外で凄い音がしたし、


……後、みんなで写った写真が、』


『助けて青依!!


諒太が……里衣の所に行く時に…。』



『………諒太が!?


分かった。すぐ行く。

里衣にもすぐ連絡して!!』


『分かった。』


ブチッ!!


次は……


『杏?』


『里衣!!早く戻ってきて!!

諒太が………事故に!!』


『………すぐ行く!!』


ブチッ!!


どうして?


どうして諒太なの?


今からやっと幸せになる所なのに、


こんなのないでしょ!?


『おい諒太!!お前目を開けろよ!!』



現場にだんだん人が集まってきた。



その中で一人だけ陸が諒太に叫びかけてた。


あたしもその場に行き、


『諒太!!今から里衣の所に行くんでしょ!?一体誰が里衣を迎えに行くのよ!!』


と言った。


その時、


『諒太!!!!!』


汗だくの里衣が走ってきた。