天使的に☆悪魔的な

『いったい今、どういう状態なの?』




会話が多すぎて分かんないし。



すると青依が口を開いた。


『まず、最初から話すと、



あたしが諒弥に抱き締められてたから諒弥を殴り飛ばし、


ついでに帰ってきた先輩もぶっ飛ばした訳。』




見れば諒弥の頬には拳の後、


床を見ればぶっ飛ばされた先輩がいた。




諒弥&先輩、御愁傷様です………。




『で、なんやかんやで口論が始まり今に至る訳。



てかいつの間に諒太と付き合ってた訳?

まさか脅された訳じゃ……。』



大袈裟に考え過ぎだろ。


『あたしはまだ認めてないけど。』

『だよね~!!あの里衣がそう簡単に受ける訳ないし、受けたとしてめどーせ………。』
『青依、少し口を慎みなさい。』



ポロッと秘密を喋らないでよね。