今日はどんより灰色一色。

学校に着くとヨーコとリサが謝りに来た。
私は想像していた通りに返事を返した。

「うん。私の方こそごめんね」

いつか許せる日がくるだろうか?
中学生が終わったら彼らとはサヨナラ

というコトバは心に閉まった。

死ねって言っておきながら、聞こえてないとでも思っていたのだろう。

それに対してはまったく触れてこなかった。

女というのはこういう生き物。

昔から男は一人狩りをして女は大勢で育児やら家事をする。
だからケンカを避けるためにグッと堪える。
痛みを忘れるように出来ている。

女の醜い面を知っているからこそ親友というものを作ることができなかった。

これからもきっと私は一人で生きていくんだ。