目の前には真っ黒な天井。

オレの部屋。

遮光カーテンのせいか、オレの部屋は朝でも暗い。

カーテンをあけると……外は黒かった。

時計を見ると短い針が1をさしている。

 夜中か……

トイレに行ってから、神川に電話をする。

 あいつならまだ起きてるだろう

電話をかけると神川のだるそうな声がした。

「んだよ」

「わり~寝てた?」

「ん~おやすみ」

神川は眠そうだった。
そんなこと関係なくオレは外に出たかった。