空に片想い

「あ、先生からの手紙があるの!みんなの前で読むから朱裡達も来て」

「あ…うんッ」


そうして吹奏楽部のみんなが集まった。

部長さんが先生からの手紙を読み始めた。

『吹奏楽部の皆さんへ

急に入院が決まってしまって

一緒に練習が出来なくなってしまってごめんなさい。


私の知り合いが変わりに指導してくださいます。

その先生の言う事をちゃんと聞いて頑張って練習してくださいに


本当にごめんなさい

本番はもしかしたら私は出られないかもしれません。

私の分まで頑張ってください。

ごめんなさい』


「…………」

周りは静まり返っていた。