「さっさと準備しろよ」



引き続き、ダルそうな瑛斗はちょっと不機嫌そうな顔。





急いで制服に着替えて、準備をした。



3階の自分の部屋からリビングまで下りると、動かない瑛斗をユサユサしてみた。




「準備できたんだけど…」




「……お前、もっと静かに階段下りろよ」




「……なっ!!」



確かにちょっとドタドタ下りたけどさー、
早く準備しないといけないって思ったからなわけで……



ふんっ!!!!!
あー、ムカつく、ムカつく



瑛斗に続いて、アタシも玄関を出た。



ここはアタシん家だっつーの……