そんなこと言いながらも、途中で目を開けてこっちをチラチラ確認してくれていて。





「できた。」




って、可愛さの欠片もないような言い方で肩を揺らしたら、眠そうに目を開けた橘くん。





目の前に置いてあるカレーを食べて、ちょっとドキドキしてたのに無反応な橘瑛斗。。。




ご飯中は終始、無言で……
テレビの音声だけが虚しく部屋を包んでいた。




「おかわり!」



お皿を差し出してきた橘くんに少し嬉しくなった。




「うめぇ。まあカレーだし誰でもうめぇか!」



「いっつも一言多いんだよ!!」


プンプンしながらシンクで食器を片付けた。