「んじゃ、また放課後な~!」 片手を上げて、それぞれのクラスに帰って行ったみんな。 「酒井?どうした?」 「え?あ、ううん。何もないよ!」 「大丈夫!何かあったら瑛ちゃんが守ってくれるからさ!!なあ?」 いたずらに笑った龍は橘くんとアタシの肩に手を置いてから自分の席についた。 橘くんを見ると、あの優しい笑顔をしていた。 「行くか?あんま緊張すんな」 「うん、ありがとう」