ガチャっとドアを開けて、目の前の光景に驚いた。
「みーあっ!!」
とびっきりの笑顔で手をブンブン振っている龍。
「酒井~急に悪いな」
右手をあげて、優しく微笑んでいる山ちゃん。
その2人の少し後ろに立っている瑛斗。
山ちゃんだけだと思ってたから、サッと体をドアに隠した。
「どうしたの!?」
「……美愛?」
龍と山ちゃんが少し眉間にシワを寄せた。
それと同時に瑛斗がアタシの方へ向かってきた。
ギュッとドアを握って、力を入れたけど簡単にドアを開けられてしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…