そうは言ってくれるけど、アタシがもし女の子達の立場だとしたら……




「瑛斗と龍と写真撮りたいって気持ちは、わかるから」




「え?」



「もし他校だったら、アタシも撮りたいって思うもん。。」



「「…………」」




「だから、撮ってあげるの」



「瑛ちゃん、まじ良い女捕まえたなあー」




「龍に言われると、照れるってゆーか……うん」


恥ずかしいことを言う龍の頭をバシッと叩いた。



「他の男に照れんなよ」


耳元で囁いてきた瑛斗に、更に熱が上がって。




「……さ、仕事だ!仕事!」



瑛斗と龍の笑い声を聞きながら、顔をパンパンと叩いて仕事に戻った。