何もしないのはダメ、ってことで看板作りを手伝うことになって。 「ペンキつけんなって!!」 「まじお前、センスねぇな」 瑛斗と龍のやりとりを見てるのが楽しくて、ずっと眺めてた。 「やっべ……失敗した」 「こんなもんはな、こーやってな……ほら!」 「…………ん。」 瑛斗と龍が手伝ったもんだから、看板はすっごいコトになってて…… クラスの女子が引いてる中、山ちゃんが最高だ!って爆笑していた。 「学園祭、楽しくなりそうだなー!」