¨美愛のために¨と言ってくれた瑛斗の言葉が頭の中を何度もリピートする。 「瑛斗……っ」 「ったく……美愛ちゃんは泣き虫だな」 優しく笑って、頭を撫でてくれる瑛斗。 「寂しくなったら寂しいって言えよ?」 「大丈夫だよっ」 「ま、勉強するから会えないとかはありえないから」 瑛斗はホントに優しくて、どんな時でも一緒にいてくれる。 瑛斗がいなくなったら、きっとアタシ死んじゃうんじゃないかって思うくらい。