…―――― 次の日、完全に寝過ぎたアタシ達は3限目から行くことに…… 「美愛、準備できたか?」 「うん~できた!!」 「じゃあ行くか?」 瑛斗のでっかいバイクに乗って出発した。 風が心地よくて、 瑛斗の背中は安心できて、 いつも見てる風景も瑛斗がいると全然違うものに見える。 アタシ、重症だよ…… ずっと1人でも平気だったのに、 瑛斗の優しさに触れてからは もう1人なんて嫌で…… どうしたもんだろう。。