幼馴染み歴16年。
そんな俺を面倒見のいい優衣が放っておくはずもなく。

「佑太どうしたの?」

「具合でも悪いの?」

…なんて20cmも身長差がある俺らの状態で心配そうにたびたび下から優衣に顔を覗かれたら優衣が上目遣いになるのは当たり前で。



さっきより動悸がっっ!!!!


それにより、さらに態度がそっけなくなる俺。


そして、会話も続かず。


もーーー神様!!
何でもいいからこの状況どうにかして!




そんなことを思ってトボトボ歩いていると後ろから…




―――――ドンッ


「きゃっ!」