“あった!”と思いながら私は本を男の子に見せた。 男の子は固まって見ていたかと思うと“プッ”と吹き出した。 それから“クスクス”と笑いながら…。 「それって教科書だろ?」 肩を震わせながら笑う男の子に“はい!”と答えた。