〜運命の出会い〜 


 〜小雪の姉視点〜


『あっ、マネージャー希望の大友瞳です。
よろしくお願いします』



小雪のやつ、イイ子を連れてきたじゃない。



地味で冴えない子を連れて来てって言ったらぴったりじゃない。



マネージャー希望の子なんて、どうせ翔クン目当てなんでしょうけど、こんなチビッコなんて翔クンが相手にする訳ないし。



「私もこれから受験勉強で忙しくなるから、そろそろ次のマネージャーを育てておこうと思ってね。
まぁ、今日は初日だからゆっくり見学してってよ」



『はい。ありがとうございます』