またね

――暫くの沈黙


「……」


「お―ぃ!」



「は はぃ!」



「ぷっ!!何だよ! は はぃ!て」



「な…何笑ってんの?てっ言うかぁ― なん…」

何故翔太郎が私の電話番号を知ってるのか聞こうとした、それを遮るように翔太郎が話しだした…


「俺さぁ― 今帰ってきた!…で 車あるんだけどドライブいかんと?前っち今何処にいると?」



「何処って…駅前」



「丁度いいや!後30分位でそっちに着くから迎えに行く!」


「ち…ちょっと待って!」

鏡に映る普段着の自分の姿を見て焦った。


「買い物したものあるから一度寮に帰って…」


「あっ…そぅかぁ… じゃ… 俺こっちで待ってるから、準備できたら電話して」


「うん…わかった じゃ後で」


プープー

電話は切れた…

心臓はさっきよりも激しく鼓動をうった…


私は寮までの道を走りだしていた…


後30分…