さてと!!


ぼーっとしてる暇なんてないよ。


ママが宅急便で送ってくれてた荷物を解かなくっちゃ!


早くしないと琉奈ちゃんも来ちゃうしね。





鞄をソファーに置いて、雑然と部屋の真ん中に置かれてあるダンボールに手をかけた。





その時。













―――ピンポーン














えっ?

琉奈ちゃんもう来ちゃったの?

やだ~!!あたしまだ何にもしてないし~;;






どうしてあんな複雑になってる寮で、あたしの部屋がすぐに見つかったのか少し疑問に思いながら、玄関へと向かった。