そんなにシたいもんなのか…? あたしにはわからない。 尚も睨み続けるあたしの髪を撫でながら、蓮がせつない目で見てくる。 そんな目で見ないでよ…。 「な…なによ」 「……マジ、反省してる」 蓮、それ反則だよ。 カッコよすぎる。 綺麗な瞳を真っ直ぐあたしにむけて。 捨てられたネコみたいな顔しちゃってさ。 「………」 お陰であたしは何も言えなくなる。 「……なぁ、姫華」 沈黙が続くのかと思ったら、蓮が先に喋りだした。 「なに…よ」