だけど ………だけどっ この男は許せねぇ! 俺の姫華に勝手にキスしてんじゃねぇよ! もしかしたら姫華はもう本当に俺を好きじゃないかも知れない。 あんな話をした後、ロスへ行ってからも”別れよう”ってはっきり言われるのが恐くて、連絡一つ出来なかった情けない俺だけど… どんな形でも、俺はいつだって一番にお前を想ってる。 ―――… だから琉奈が俺を呼んだとき、殴るつもりで掴んでた、海藤の服から手を離した。