「ほらほら!今超人気あるレンさんだよ!知らない?相席してくれるって!」
要くんがあたしをわざわざ迎えに来てくれた。
余計なことしないでよ…
「知ってる。けどあたしはいいよ。こっちがいい」
あたしと蓮が付き合ってたことを知らない要くん。
知らないんだから無理もないのに、あたしは塞ぎこんで冷たく答えてしまう。
「なんでぇ?俺、超憧れてんだよなぁ!モデル界でもレンさんってスゲくて、俺でも会わしてもらえねぇくらいなんだ!」
「や、でも……」
要くんはやっぱり興奮してて。
「いいじゃん!ちょっとだけだから!それにあの一緒に居るコ、姫華ちゃんの友達だろ?なんでレンさんと知り合いなのかわかんねぇけど。ね?ちょっとだけ!」
「………無理だって」

