「好きな人居るのに合コンなんて来ちゃダメでしょ」
「えっ?や、来たくて来たわけじゃないんだけどね…」
そうよ。
あたしは無理矢理かり出されたんだから。
「へぇ、俺と一緒じゃん」
「要くんもだったの?じゃあ、あたしたち別に居なくていい……あ、ダメだ」
琉奈のお気に入りなんだった。
要くん居なきゃダメなんだよ。
「あたしの話は良いから、要くんは店に戻んなきゃダメだよ」
琉奈に何て言い訳して帰ろうかと悩んでたら
「このままフケちゃおっか」
要くんが立ち上がった。
「だ、ダメだってば!」
あたしは必死で要くんの腕を引っ張った。
不思議そうにあたしを見下ろす要くん。
そしてニコッと微笑むと、
「琉奈ってコのことだろ?いいよ。ほっとけば」

