中腰になったまま、要くんに視線を落とすと
笑ってる。
しかもまたキラースマイルで。
「あの………?」
「もうちょい外に居たいんだけど」
「そ、そう?何も言わないで出て来たからみんな心配してるかも。酔いもさめてきたし、あたし先に…「大丈夫だって」
先に戻るって言いかけたら、遮られた。
「ほっとけばいいよ。合コン俺苦手だし。それに姫華と二人がいい」
あたしだって好きで来たんじゃないよ!
あんたがよくても
あたしはよくない!
要くんと二人きりなんて、
男のコと二人きりなんて。
今のあたしには全く意味を持たない。
「それに話」
なに?
「まだ聞いてないっしょ?」

