「俺、姫華ちゃんとなら良いけど♪」
「はっ?」
何言ってんの?
バカじゃないの?って言わんばかりに、要くんを睨む。
さ……爽やかだ。
なんなの、このスマイル。
これでみんな落としてきたのかってくらいに、夜にのに眩しい要くん。
これぞ、キラースマイル;
少し体を仰け反りつつ、わからないようにちょっとずつ、ちょっとずつ…
体をずらしてみる。
要くんってやっぱり遊び人じゃん;
超女の子慣れしてるし、口説くのも慣れてる;
「そろそろお店に戻らないと、みんな心配してるよ?」
琉奈が般若の顔になってるのを想像して、急に恐ろしくなってきた。
あたしが立ち上がろうとした時……
「まだいいじゃん」
要くんがあたしが着てるパーカーの裾を引っ張った。

