「はぁ~、きもちいぃ~」
店の外に出ると、空はすっかり闇に堕ちていた。
だけど此処は繁華街だから、人通りと色んなお店のネオンでざわめいてる。
「本当は飲めないんじゃないの?」
歩きながら不意に投げられた質問。
「ん、あたしはあんまり飲まないね」
「元カレは飲んでたんだ?」
「ま…まぁ…」
何で答えてんだか。
「フラれたんだ?」
う゛っ。
微妙なとこ突いてくんね。
「…別に」
「図星かぁ?可哀想に。こんな可愛いコをフルなんて、そいつ超贅沢」
何て言うべきかわからなくて、あたしは黙ってた。
メニュー