「なんれあたしの横に来んろよ」
あれ?
「ちょ~っとゆうめ~だからってちょ~しのってんじゃね~よぉ!あそびだったんかぁ?」
あれれ?
今喋ってんの、あたし?
眉間にシワを寄せてる要くん。
あちゃー
やってしまった;
酔った。
うん、完全に酔ったね。
「姫華ちゃん、結構飲んだね」
「うっさいなぁ~あんたにはかんけ~ないっしょ」
こうなるともう止まんなくて
「あっちいけ」
「はいはい」
「ほら、はやくいけぇ」
「………」
「あんたがこんなとこいたらあたしが「やけ酒?」
う゛っ。
なによ、バレたか。
「失恋でもした?」
「な…んなわけないじゃあん」
「バレバレだよ?慰めてあげようか?」
「………」
「酔ってるしな、ちょっと出ようか」
あたしも酔い醒ましに良いかと思って、要くんに手をひかれながら、店を出た。

