「……っ…れんっ…」 ウソ。 ホントは会いたいよ… あたしに向けてくれた笑顔は偽物だったなんて信じたくない。 だけど…… これが現実なんだね。 ちゃんと受け止めなくちゃいけないんだ。 何も聞かずに電話を切ったって事が、蓮はあたしを必要としてないって事なんだから。 そう頭で理解しようと頑張っても、心がついていかない。 「……うっ…れっ…れんっ……す……だよぉ……」 声にならない声が、自然とでてしまう。 あたしは玄関先って事なんか忘れて、わんわん泣き叫んだ。