「姫華ちゃんはお姫様だからね♪」 「そんな…なんかすみません。仕事でもないのに、ありがとうございます」 「いいの、いいの!礼ならそこで不貞腐れてる男に言いな♪」 「えっ?」 座ったまま少し背伸びして、蓮の顔を覗いた。 真っ赤だ…/// 「蓮……」 「見んな、バカ。余計な事ぬかしてんじゃねぇよ」 やっぱりまだ不機嫌だった。