「どう?」


蓮があたしを覗き込む様にして、感想を求めてきた。


「もぅ~!なにコレ!!」


「お前の口に合わなかったか?」


「ううん、その反対!!超おいしい!」


満面の笑みでそう答えた。

ホントにおいしかったから。


そしたら蓮が凄く嬉しそうな顔をしてくれたの。



「なら良かった♪」



蓮の少年っぽい笑顔を垣間見たあたしは嬉しくて、イチゴをつまみながら、シャンパンをどんどん飲んだ。