俺様☆姫様★王子様 【完】



「蓮のバカぁ。」


「は?」


「バカったらバカ!」


「八つ当たりすんなよ。くだらねぇこと言ってねぇで乗ンぞ。」


「は?誰が?」


「俺とお前。」


「何でっ?どこに?」


「はぁ……。置いていかれてぇのか?」


「ヤダっ!乗っていいの?乗る!!」




運転手さんらしき白い手袋をしたスーツ姿の人が、車のドアを開けてくれてる。


蓮はというと…


既に片足を突っ込んでて、半分乗り込む形になってた。


「ま、待ってよ!」


あたしも慌てて無駄に長い車の側へ駆け寄った。