セバスチャンの吐息は暖かく、甘かった。
絡み付くような快感に身を委ね、私は全ての感覚を放り出した。
「気持ちいいんだろ。それでいいじゃないか」
最早自分の立場やセバスチャンとの関係などどうでもよかった。今はただ、この
幸福感だけを味わっていたい。そう思った。
「僕の体は君だけのものだ。だから…」

岡部「だから?」

チッ

いつから見ていた

岡部「何をしているニダか?」

見てわからない?

携帯小説

岡部「地獄でか。いい度胸だ。」

地獄であろうが無かろうがあたしはこの溢れんばかりの自己顕示欲をどうにかしたい

みたいな

岡部「つくづくスイーツですね」

だけど

最近悩みがあって…

岡部「ほう。それは結構なことで」

死ね

ねぇ

どうすれば

人気作家になれるの?

みたいな

岡部「人に物を頼む態度がうんたらかんたらという小言は今更感MAXなので敢
えて言いません。」
岡部「そうですねぇ、売れる作家の真似をするというのはどうでしょう」

没個性

岡部「究極の没個性生命体であるスイーツのあなたからそのような言葉が聞ける
とは思いませんでした」

岡部「しかしですね、何事も『型』から入るのがこの国の長年積み重ねてきた知
恵でもあります。型を極めた上で成り立つ個性こそ、真の個性なのでありまして、」

たまには良いこと言うじゃん

岡部「今日作者が『学校の制度』の授業で…なんでもないです」