「皆ガンバルゾ〜!」
あきらの掛け声が回りのいろんな声で聞こえなかった。

あたしは大縄でできないぶん徒競走をがんばっろうと思い。
思いっきり走っていた。
あたしがバトンを次の子に渡そうとしたら・・・!
あたしはいきよいよくコケてしまった!!

「イッダ〜イッッ!」
痛すぎて朝から熱があったのもあるかも知れない。

こっこどこ・・・
あれあたしどうしてここに?

ガラガラ
ドアの開く音がした。
「光。
起きた?」
あきらだ!
あたしはまだ頭がぼ〜っとしていて・・・
目が開けられなかった。
「光まだ寝てるか。」
そういってあきらは黙っていた。
口に何かが触れた。
そのおかげてでボ〜ットしていたのが吹っ飛んだ。
あたしは目を開けてしまった。
そしたらあきらの顔が上にあって!?
口にまだ触れたまんま・・・
あきらが目を覚ましていたあたしにきずいた!
「あっ。
ゴメン!」
あきらは謝ってすぐに部屋からでて行こうとした!あたしはそんなあきらを見て思わずベットから飛び出した。
足がフラフラで・・・
床に足から崩れて行った。
あたしを見たあきらがあたしをベットまで運んでくれた。
あたしは寝転んだまま。
あきらは近くにあったイスに座った。
「ねぇ・・・
何であんなことしたの?」
あたしはあきらが好きだからうれしかった。
あきらがどうしてあんなことをしたのか分からない。
あたしを好きなの?
「オレ!光が好きなんだ!!
ずっと好きだった」
あたしは何言ってるのか頭が働かなかった・・・
熱がまたあがって来たのかボットしている。
「冗談キツイよ〜
そんなことあるわけないじゃん!」
そう言ったあと。
涙が出てきた・・・
「何泣いてんだよ!
オレが嫌いか?」
悲しそうに笑った。
「違うの。」
あたしは泣きながら話した。
「あたしっもっあきらが好き。」
詰まり詰まりだったけど。
言えた。
「ホントか?嘘だろ!?」
あきらがうれしそうに言った。
「言いたいのはあたしの方だよ。」
あたしは涙が止まらなかった・・・
あきらはあたしの頭をなでたあと。
やさしくキスしてくれた。
うれしかった。
両思いだったんだって気持ちと。
あきらの方が早く思ってくれてたんだって気持ちと。