「なみちょっと話しがあるんだけど来てくれない?」
ゆうがなみを誘ってくれた!
うれしい。
話ってなんだろうな?
そう思いながらゆうについて行った。

「なみ・・・
僕なみが・・・
好きなんだ。
付き合ってくれないか?
嫌だったらいいよ。
断って。」
今何がおこっているのか理解ができなかった・・・
頭の中が混乱していて・・・
現実なねか!?
夢なのか!?
真っ白になってしまった。
「やっぱりダメだよな。
ダメならダメでいいんだ。
ゴメンなっ・・・」
「待って・・・
なみも・・・
なみもゆうが好き。
ずっと好きだったよ。
頭の中が混乱していて・・・」
ゆうはうれしそうに
「ホントに!?」
自分の顔が赤くなって行くのが分かった。
「うん。」
両思いだったんだって言う現実がまだ理解できていなくて。
付き合うことになったんだって言う現実もまだ理解できていない。

でもすごくうれしくてドキドキが止まらない・・・

「皆ゆうとなみ帰って来たよ。

皆で
「どこ行ってたの?
てかその手!」

なみとゆうが顔を見合わせて恥ずかしそうに言った。
「僕たち付き合うことになったんだっ・・・」
あたしは何がおこっているのか分からなかった!

こないだなみがゆうのこと好きって聞いたばかりなのに。

でもなみとゆうの幸せそうな顔を見てホントに付き合うことになったんだって思った。