あきらに会いたいでも会ったらどうしていいか分からない・・・
だから会いたくないそんな気持ちが空回りしている。

「りか〜
オハヨー」
「光大丈夫?」
「何が〜?」
「何がって・・・
今距離置いてるんでしょ?」
りかが聞きずらそうに聞いてきた。
あたしはりかが心配しないように
「大丈夫
大丈夫!」
大丈夫な訳ないよお。
毎日毎日泣いてばかりだよ。

「あきら!オハヨー。」

クラスの男の子の声がした・・・
あたしはどう反応したらいいの!

「光!オハヨー。」
あきらが話し掛けて来た。
「オハヨー!」
普通に話せた。
でも気持ちが複雑だ。
「今日一日でいろんなことがありすぎて疲れちゃったよ。」
帰り道りかにそう言うと
「そうだね。
もうあきらはいいんじゃないかな?
だから話し掛けて来たんだよ。」
あたしはそう思った。
でもこんな気持ちのままあきらとは付き合って行けないよ・・・

[あきら。
あたしたち別れない?]
すぐにあきらからメールが来た。
[分かった。
いいよ。]
[うん・・・
ありがと。]
あたしたちは別れたでも別れた瞬間スッキリした。

でもどこか心の中がポッカリ空いている。

数週間が過ぎた。
[光明日休みじゃん!
買い物行こうよ。]
[オッケ〜。
いいよ]

翌日
「光いっぱい買ったね。」
「りかだって〜。」
あたし久々に笑ったかも・・・
あの日別れてから笑ってなかったな。
りかもしかしてあたしの気持ちにきずいていたから誘ってくれたのかな!?「りか。
ありがと・・・」
「いいよ!
友達じゃん!?」
あたし皆に心配かけちゃったな・・・
ゴメンね。
皆・・・