Never say good-bye

相談室を出た俺は、屋上に向かっていた。


咲季の余命は2ヶ月。


たったそれだけしか生きられない、最愛の妻。


なんとしても助けてやりたい。自分の心臓をやってでも助けてやりたい。



屋上に行った俺は一目なんて気にせずに泣いた。


もう涙が枯れて無くなるかと思う位泣いた。


余命宣告。



2ヶ月。



短すぎる命。



〜神様〜


どうか最愛の妻咲季を助けて下さい。