Never say good-bye

「そんな事は気にしないで大翔言っちゃえ!」


「何?あるの?」


大翔はモゾモゾしてあたしを見つめた。


大翔が緊張していたので、あたしにも緊張が移った。


「何?別れ話?」



大翔は深呼吸して


「咲季。俺と結婚してください。まだ医学部の学生でお金はないけど、幸せにしたいと思います。」



びっくりの連続。

ドラマみたいな展開。

ドッキリかとも思った。


でも大翔の真剣さでパッと目が覚めた。


「ありがとう。あたしで良ければお願いします。」