Never say good-bye

12月24日。

クリスマスイブ。

町はクリスマス一色。

カラフルなツリー。

カラフルなショーウィンドウ。

並木道までもが、ドレスを着ている。



あたし達も冬休み。

今日はクリスマスイブ。

付き合い始めて初めてのクリスマスに、初めてのデートをすることになった。


朝から胸が踊り、いつも以上におしゃれをして、お化粧も念入りに。つい8ヶ月前までは、暗くて、地味でさえない女の子だったのが嘘みたいになっていた。

これが恋の力。

「咲季〜」

お母さんがあたしを呼んだ。

「咲季なんか、隠してることない?」

「えっ?」

「隠してもムダよ。あなた、最近変わったわ。毎日楽しそうに学校に行くし、おしゃれにも気を使うようになったし、お化粧までしてクリスマスにどこへお出掛け?」

どうしよう…。

絶対、気が付いてる!