Never say good-bye

思ったよりあの時の傷口は大きくて、深くて、青い血がドロドロと流れ出ている気がした。


「咲季。」

あたしの名前を呼んだのは愛結だった。

また何かやられるのかと思うと、怖くて、息ができなくなった。

「咲季。ごめんなさい。
許してもらおうなんて思ってない。でもひどいことして本当にごめんなさい。」
意外な言葉に驚いた。

「愛結。あたしは、愛結の事親友だと思ってた。初めてできた友達で、暗くて、地味だったあたしに話し掛けてくれて、本当嬉しかった。でも愛結にあんたは、お金のために利用した。って言われて、ショック過ぎて記憶がないよ。」


涙がボロボロ落ちてきた。もう話せない位涙が滝みたいに流れ出ていた。