「ありがとう。好きだよ。」

「うん。俺も好き。じゃ早く寝ろよ。明日学校には行かないんだろ?ゆっくり休んで心を癒せ。ずっと想ってるから。」

「ありがとう。お休み。」
「お休み。」




大翔を好きになってよかった。



こんなに愛してくれて、信じてくれる。


初めて愛しいと思った。


会いたいと思った。


大翔のことどんどん好きになっていくにつれて、胸が苦しくなる。


本当の自分を知ってもらうべきではないかと。


好きになればなるほど思ってしまう。


でも、また裏切られることを恐れてしまう。