Never say good-bye

目が覚めると、母親が泣いていた。

「お母さん?」

泣き腫らした目を上げあたしをみた。

「咲季。ごめんなさい。辛かったでしょ?何でもないから大丈夫だよ。」

この言葉を聞いて安心したのか、あたしの目から涙が沢山溢れてきた。


「咲季。辛いと思うけど話して。」


そこには警察がいた。


「やったのは、どんな人でしたか?」

体格のいい刑事さんが問いかけてきた。


「3人組の男でみんな20代前半で2人は大柄で、もう1人は小柄でした。」


もうこれ以上は話さなかった。


愛結のこと言ったら退学になっちゃうよね?


あんなことされたけど愛結は初めてできた友達。


許せない!

どこまでおひとよしなんだろう。と思った。自分がレイプされたのに犯人をかままうなんて、馬鹿げてると思われてもいい。
だって愛結は、

「うちらは友達だよ!」

って言ってくれたから。



こんな私に大好きって言ってくれたから。



あの言葉だけは信じたい。